「みんなで山へ行こう。」
きっかけは、札幌店に滞在していたハマさん(Vivobarefoot Japanスタッフ)からの提案。
アウトドアモデルのシューズを実際のフィールドで試すこと、そして自然の中で一緒に遊ぶことが目的。
初めて、1泊2日のテント泊登山へ行くことに。
憧れていた山でのテント泊。わくわくが止まらない。
「札幌店の男3人でどっか遊びに行こうよ。」
濱さん(Vivobarefoot Japanスタッフ)にそう言われた日から、地図とのにらめっこが始まった。
「釣り×クライミングができる場所なら最高やね。」
僕のGoogle Mapには、これまで釣りで訪れた場所が無数にピン留めされている。
でも普段見ているのは川ばかり。
岩がある場所なんて、ほとんど覚えていない。ヤバいな…。
しかも、僕はフライフィッシング、原さんはルアー、濱さんはテンカラと、全員釣り方が違う。
濱さんのテンカラ竿は短いため、広い河川は選びづらい。
「岩といえば日高辺りか…。」
なんとなく記憶をたどる。
「日高の〇〇川、どうですか?」(川の名前は伏せます。)
すると濱さんはすぐにiPhoneでスーパー地形図を開く。
岩センサー、バリバリ。
「ここ、ええやん!」
〜憧れのくじゅう"坊ガツル"を目指す〜
一年前、和菓子職人からVIVOスタッフへ転身した私は、個性豊かな人達の影響を受けて、何か新しいことにチャレンジしたいと思いはじめていた。
そういえば一人でテント泊したことないなぁ、、
装備は揃ってる。あとは実行するのみ。
なんだかワクワクしてきた。
最初に決めたことは場所選び。
いろいろ考えているうちに"九州"が候補にあがった。
理由は、
・田舎が鹿児島。
・福岡で育った。
・嫁ぎ先が宮崎。
・土地感がある。
・時々帰りたくなる。
決定だな。
はじめての場所にピッタリだ。
「河野くん、ブログ書いてみない?」
増田店長からの一言により、しがない雑兵の私にお鉢が回ってきたわけですが……
何を書こうか、何を伝えられるか、そして何を残せるか。
三日三晩、寝食を忘れて考えていました。
そんな私の様子を見かねたのか、増田店長から思いもよらない提案が飛んできました。
「河野くん、山手線一周しようよ」
まさに天啓でした。
埼玉の片田舎に生まれ育ち、大学卒業を機に住まいを構えることとなった山手線沿線。
沿線に住んでいたとは言っても、私が根城にしていたのは駒込や巣鴨という渋めのエリアです。
渋谷や恵比寿といった都会の香りを押し付けてくる“スメハラタウン”とは程遠い場所でした。
北海道を3足の靴で過ごす。
空港についてすぐ、足元が心地よい冷気で包まれる。
一見フラットに見える雪の道は、歩くと足裏に心地よい凹凸を感じる。
飛行機から見た北海道は白くて大きい塊にしか見えなかったのに。
足元の感覚が変わると景色の見え方が変わるから不思議だ。
今回の旅のテーマは
「感じる・動く・繋がる」に集中する旅。
雪板、雪中泊、流氷、食や文化や歴史...
北海道の風土と遊びを全身で味わうこと。
昔の自分なら旅のテーマは、
「北海道のパウダースノーをくらい尽くす」で
雪板=アクティビティだけに集中していたはず。笑
Vivoと出会う前は
「早くあの山に登りたい」「早くあの斜面を滑りたい」と
アクティビティだけが旅の目的になっていた。
- ライフスタイルの中にあるVivo -
旅も日常も、地続きになっていく感覚
東京の増田・京都の高本・札幌の吉田と僕、スタッフ4人で、北海道を巡る雪板トリップへ。総移動距離 約1,500km。車で移動しながら、雪板で遊び、食やローカルの空気に触れる8日間。
でも今回の旅で強く感じたのは、
“特別な旅”というより、日常の延長にある時間だったということ。
その中心に、ずっとVivoがあった。
2026年2月。
僕にとっては人生初となる冬の北海道へ来た。
「雪スゴ、、、、、」
街とは思えない雪の量で、車道も歩道も踏み固められ辺り一面が真っ白。関東近郊で育った僕にとってはカルチャーショックレベルだった。
大学時代から趣味でスノーボードをしていたこともあり、冬の北海道にはずっと憧れがあった。
とはいえ、今年の札幌エリアは特に雪が多いようだ。
「山の方は大丈夫なのか?」
少々の不安とこれから始まる旅に大きな期待を膨らませていた。