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【Store Blog】新しい遊びの可能性

【Store Blog】新しい遊びの可能性

こんにちは。
Vivobarefoot 札幌店の吉田です。
休日はフライフィッシングをしたり、自然の中で遊ぶことが多い僕ですが、
今回はスタッフ3人で「釣り×クライミング」の旅へ。
自然の中で遊びながら感じたことを、旅の記録として残してみます。


 

「札幌店の男3人でどっか遊びに行こうよ。」
濱さん(Vivobarefoot Japanスタッフ)にそう言われた日から、地図とのにらめっこが始まった。

「釣り×クライミングができる場所なら最高やね。」
僕のGoogle Mapには、これまで釣りで訪れた場所が無数にピン留めされている。
でも普段見ているのは川ばかり。
岩がある場所なんて、ほとんど覚えていない。

ヤバいな…。
しかも、僕はフライフィッシング、原さんはルアー、濱さんはテンカラと、全員釣り方が違う。濱さんのテンカラ竿は短いため、広い河川は選びづらい。

「岩といえば日高辺りか…。」
なんとなく記憶をたどる。
「日高の〇〇川、どうですか?」(川の名前は伏せます。)

すると濱さんはすぐにiPhoneでスーパー地形図を開く。
岩センサー、バリバリ。
「ここ、ええやん!」

安堵。
決まった。
ここなら魚は間違いなく釣れる。
岩はよく分からないけど、きっと良さそうだ。

そして迎えた当日。
雨。

最初に目星を付けていた川は、少し増水していた。
一旦30kmほど離れたコンビニへエスケープ。
駐車場で再びGoogle Mapを開く。

すると、すぐ近くに昔行った川があった。
古い桟橋の下で、麦わら帽子をかぶったフライフィッシャーのおじさんが河原できゅうりを食べていた。
なぜか、その光景だけは今でも鮮明に覚えている。
でも、岩があったかは思い出せない。

コンビニから車で10分。ポイントへ到着した。

今回は全員、自転車を車に積んできている。
自転車があると移動が本当に速い。
釣りのポイントを探すにも、岩を探すにも最高だ。

濱さんが地図で目星を付けていた枯れ沢へ向かう。
岩がありそうな場所を目指し、藪をかき分ける。

この日は全員「TRACKER LEATHER AT Ⅱ」を履いていた。
ゴツゴツした岩稜帯も、雨でぬかるんだトレイルもグリップは抜群。
久しぶりのハイカットシューズだったが、何より安心感がものすごい。
そして何より見た目がカッコ良い、、、

20分近くボルダーハントを続けたものの、岩は脆く断念。
もう少し上流へ、自転車で移動することにした。

上流へ向かうには対岸へ渡る必要がある。
自転車を抱えて川へ入る。


<自転車を抱えて川に入ると冒険感が増す>

 

ここで改めてVIVOのありがたみを感じた。
水の中でも足裏感覚が抜群だ。
苔で多少滑るものの、石の形を足裏で感じながら踏めるので転ぶことはない。

ただし、水深には注意が必要だ。
レザーモデルなので、脛まで浸かれば当然シューズの中まで水が入る。
川を渡るたびに靴を脱ぎ、水を抜く。
全員がそれを繰り返した。
この瞬間だけは、「HYDRA ESC」か「JUNGLE ESC」で来ればよかったと思った。

15分ほど自転車を漕ぐ。
遠くには巨大な岩。
目の前には魚が着きそうな深み。

ここでようやく竿を出す。
一投目。
小さなニジマスが釣れた。


<ポイントを見極め、フライを結ぶ>

 

ここならテンカラが初めての濱さんでも釣れそうだ。
糸の結び方やポイントの見つけ方を一通りレクチャーする。

数投後。
濱さんのフライに魚が水面を割って飛び出した。
惜しくもフッキングせず、何匹か逃してしまう。

次のポイントへ向かう。
そこはボルダーポイントでもあり、すぐ横には大きなプールがあった。


<岩場に潜み巨大なプールにキャストする濱さん>

 

もちろん、濱さんにフライを流してもらう。
水面が割れた。
今日一番のニジマスだ。
ニジマス特有の力強い引きで何度も底へ潜ろうとする。
「やばい!やばい!」
何回"やばい"と言っていたか分からない。
そして、無事ランディング。
「よっしゃー!!うれしーー!!」
顔を真っ赤にして喜ぶ濱さんは、まるで少年だった。

 


<こっちまで嬉しくなる笑顔。>

 

久しぶりに誰かへ釣りを教えた。
興味を持ってくれるだけでも嬉しい。
でも、自分で道具を揃え、目の前で魚を釣り、今まで見たことのない表情で喜んでいる。
嬉しさと感動で、少し泣きそうになった。

釣りがひと段落すると、次は岩だ。
僕はクライミングはほぼ初心者。
外岩も今回で3回目くらいだ。

まずは濱さん。
自分には絶対できないような動きで、スルスルと登っていく。

 


<熟練の背中>

 

次は原さん。
原さんはクライミングジムに通っているらしい。
クライミングの撮影にもいつも同行している。
最後に一緒に登ったのは去年の10月。
明らかに前よりも上手くなっている。

そして自分の番。
一歩進むたびに足裏へ意識を向ける。
どこに立てば身体を支えられるのか。
足裏で岩の凹凸を感じながら体重を乗せていく。
釣りとは全く違う遊びなのに、自然の地形を相手にする感覚はどこか似ている気がした。
その後もボルダーハントをしながら、良さそうなポイントがあれば竿を出す。

 


<5mはあるだろう存在感のある岩、果敢に挑戦する原さん>

 


<完登。良い顔。>

 

そうこうしているうちに時間を見ると夕方になっていた。

少し移動し野営ポイントを探す。
夜になり、3人で焚き火を囲む。
ご飯を食べて、酒を飲む。
何を話していたのかはあまり覚えていない。
でも、楽しかったことだけは覚えている。

気付けば朝になっていた。

 

2日目。
近くのボルダーポイントへ車を走らせる。
ここは釣りでも有名な場所で、林道には至るところに車が止まっていた。

車を降り、自転車へ乗り換える。
そこにも大きな岩がいくつも点在していた。
まずは釣り。
でも今日は魚の反応が良くない。

それなら岩だ。
僕は高所恐怖症。
昨日の岩もそうだったが、5m近い高さになるとどうしても怖くなる。
それでも登ってみた。半分くらいまでは登れただろうか。

ふと下を見る。
その瞬間、一気に怖くなった。
結局、途中で降りた。

それでも濱さんと原さんは迷うことなく登っていく。

 


<昨日同様、果敢に挑んでいく原さん>

 


<恐怖に怯える僕>

 

夕方近くになり、この日最後のボルダーポイントへ向かった。


<僕には全く手の出なかった岩。濱さんは見事に完登していた>

 

今回の旅で気付いたことがある。僕は今まで川しか見ていなかった。
でも、そのすぐ隣には岩があった。
また一つ、新しい遊びを見つけた瞬間だった。
これから川へ行くたびに、魚だけじゃなく岩も気になってしまいそうだ。

 

数日後。
店へ戻ると、すっかり釣りにハマった濱さんが言った。
「自分でフライを巻いてみたい!」
気付けば、また道具を揃えていた。

こうして始まったフライタイイング講座。人生で初めて自分で巻いたフライ。
完成したフライを見つめる表情は、初めて魚を釣った時とまったく同じだった。
そして、なぜかフライにキスをしている(笑)。

そのフライで、いつか思い出に残る一匹を釣ってほしい。
そんな姿を見ていると、僕自身も15年前、夢中でフライを巻いていた頃を思い出した。


<初めてのエルクヘアカディスを巻き、それを愛でる濱さん>

 

誰かと自然の楽しさを共有できること。
それが今回の旅で、一番嬉しかったことだった。

 

writer:Yoshida (@vivobarefoot.sapporo)




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