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完璧な靴とは
足にとって完璧な靴である

VIVOBAREFOOTの靴は薄くて幅広、そして柔軟

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人間の足は、進化における最高傑作

本来足は幅広(扇型)で柔らかい(3つの大きなアーチつき)
(何千もの神経終末を備えた)感覚器です

足は頑丈な土台かつ感覚器

生来の足は、幅広で柔らかく、とても敏感です。

足の進化

人間の足は長い距離を歩いたり走ったりすることに特化し、何百世代もかけて進化してきました。

健康な足とは

母趾(親指)と第二趾の骨の長さは同じです。母趾の骨はまっすぐ前方に伸び、体を支えるアンカーであり、回転軸でもあります(他の趾より4倍の太さと密度を持ちます)。頑丈な距骨(きょこつ:足首の奥の骨)は、足の動きに応じて足首をロック(固定)したり、それを解除(衝撃吸収)したりします。

子どもの足

子どもの足は10代になるまで、ほぼ軟骨でできています。

幼少期には、足の骨はまだ固定されておらず、不自然な靴を履かせると、簡単に足はその形に変形させられてしまいます。 95%以上の赤ちゃんは、健康な足を持って生まれてきます。どんな矯正具や支持具も必要としない完璧な足です。子どもにサポート機能満載のガッチリした靴を履かせると、脳の発達に遅れが見られるだけでなく、間違った身体の使い方で、その後の人生にまで影響 する悪い癖まで身についてしまいます。

靴が足の仕事を邪魔してはならない

Vivobarefootは「完璧な」靴を作るべく日夜努力しています…「足」にとって完璧な靴を

足に本来の仕事をさせよう

祖先たちも、ベアフット理念に通じるシンプルな靴を作っていました。

靴は人類の進化を示す遺産

人類が初めて靴を履いたのは、4万年以上前のアフリカまでさかのぼります。当時の狩猟方法は、体温調節ができないオオツノシカなどの獲物を、灼熱のサバンナで長時間追い続け、熱疲労をおこさせるというものでした。オオツノシカの皮革で作ったサンダルは、砂漠に生える植物の棘などから人間たちの足を保護してくれました。カラハリ砂漠のブッシュマンたちは、現代でもこのサンダルを愛用し、同じ手法で狩りをしています。

祖先たちの靴作りは、現代のベアフット理念にも通じるシンプルなものでした。薄い靴底は幅広で柔らかく、足本来の動きを妨げない構造になっています。それはアフリカのサンダルだけでなく、アパッチ族のレザーモカシンやスカンジナビア半島北部ラップランドのサーミ族が愛用するトナカイのブーツ(人類史上最も軽量で温かい靴です!)も同じです。

靴は怪我や寒さから足を保護するもの ー 
ただ、それだけです

現代の靴は、主に2つの「先端技術」によって、本来の足の動きや働きを真似しようと作られています;「モーションコントロール(内外倒れ制御)」と「ショックアブソープション(衝撃吸収)」です。

不自然に足を使っていれば、いずれ怪我や故障につながることは容易に想像できます。現代の靴はまさにこれに加担しているとも言えます。現にランニングシューズが登場して60年経った今も、靴底に備わったこれらの先端技術が、怪我を予防しているという証明はできていないのです。実際、足の故障の原因はまだすべて解明されていません。ただ硬い地面よりも柔らかい地面のほうが怪我をしやすいことは分かっています。つまり柔らかい地面ではどんな靴を履いていようとも、ゴムのように元の形に戻ろうとする足本来の動きを妨げ、それが不要な筋肉の動きを生み出し、結果怪我につながっていると考えられます。

靴が引き起こす足の障害

ソフトウェア(体の動き)の変化とハードウェア(姿勢や足の形)の因果関係は、裸足で生活する種族との比較研究からも明らかです。習慣的に靴を履いている人の足は、内在筋や靭帯、足底筋膜が弱体化しています。足裏のアーチが崩れると、筋肉や靭帯の反跳力も弱まり、負傷の原因となりうるのです。

靴が原因のトラブルで代表的なものが「モートン趾」(足の第二趾が母趾より長い)と「外反母趾」(母趾の内側への変形)です。およそ30%の人は遺伝的にモートン趾を持って生まれますが、それ以外の人は、足に合わない靴が原因で後天的にモートン趾になります。

最良のアンチエイジングとは:もっと動くこと

正しい体の動きは技能だ

もっと動こう

自然な体の動作を学び直す:走る前に、まず正しい歩き方を身につける

体にかかる負荷によってフォームを変える

人間は他の動物と同様に、スピード(運動学的力)の大きさに応じて体のフォーム(動力学的反応)を変えます。人間の生来の主な動作は3種類です;歩く、走る、全力疾走する。各動作のフォームには、体の構造に基づき異なる特徴があります。体にかかる負荷の大きさを足裏が感じ取り、その感覚情報は脳に伝達され、脳がその環境にふさわしい体の動作を指示します。

もし(クッション付きの「普通」の形をした靴を履くことで)この足裏からの感覚フィードバックを得られなければ、脳は混乱します(だから多くの人がぎこちない歩き方や走り方になるのです)。このクッションが足から脳への伝達を遮断し、その結果、足に過度な負荷をかけて着地することになったり(脳はより明確な情報を得ようとするためです)、過剰に大きな歩幅で歩いたり走ったりしてしまうのです。

正しい体の動きはスキル

運動技能の習得は、外部からの刺激を正しく認知し、それに適した動作を体得することに他なりません。この認知と体得なしには、負傷を招きかねない不器用な体の使い方をしてしまいます。走ること(と歩くこと)は、数多くの運動技術のミクロスキルの連動で成り立つマクロスキルです。赤ちゃんは、四つん這いの前にまず座り方を覚えます。それから立ち上がり、歩き、最終的に走れるようになります。自然な体の動きを学び直すということは、これとまったく同じことなのです:走り出す前に、まず歩き方を学びましょう!Vivobarefootが提唱する巧みなランニングとは、以下の3つが基本です;

- 姿勢(まっすぐ上)
- リズム(1分間に約170〜180歩でかなり早め)
- リラックス(正しい動きは動物脳に備わった潜在的なスキルです ー リラックスして楽しみましょう)

着地の仕方は重要ではなく、またそれを指示するのも的外れです。上記の姿勢とリズム、そしてリラックスが正しくできていれば、自然と正しい着地ができているはずだからです。


迷信 1

迷信:ベアフットランニングにより、過剰に大きな歩幅で故障の耐えないランナーから、
巧みなフォアフット着地で走るタラフマラ族へと変貌させる

真実:いきなり着地方法を変えてベアフットで走る練習をすると、フォアフット(つま先)着地のストライドの大きすぎるランナーになってしまいます。 まずスピードはゆっくり、小さな歩幅から始めましょう。姿勢はまっすぐ上に保ち(頭は骨盤の上、骨盤は足の上です)そしてリラックスします。急ぐ必要はありません。ランニング技法というのは、他のスポーツと同様に体の奥深くまで根付いた癖なので、適切なコーチング無しでそれを変えることは、ほぼ不可能です。

(硬い地面を靴なしで走ることによる)痛みは体の使い方を修正しますが(かかと着地からフォアフット着地へ)、残念ながら巧みな動きまでは習得できません。

迷信 2

迷信:正しいベアフットランニングを習得できれば、慢性的なランニング障害も改善される

真実:正しい走法によって慢性的なランニング障害を解決するためには、まず足自体の構造が安定していなければなりません。走法を変えたからといって、走行時に体にかかる負荷が魔法のように消えるわけではないからです。

巧みなフォアフットランニングは、膝、股関節、腰へのねじれや負担は軽減してくれますが、その分足や足首への負荷は増すことになります。もし自然体で習慣的なベアフットランナーになりたいのなら、自然体で習慣的なベアフットランナーの足を持っている必要があります ー 強くて、柔らかくて、安定感のある足です。Toe-ga(トーガ=母趾を鍛えるエクササイズ)や、かかとを地面から浮かせずにしゃがむ練習を行い、まず足や足首の機能を取り戻しましょう。

迷信 3

迷信:ベアフットランニング技術で、より「効率的な」ランナーへ

真実:どんなスポーツにおいても、技法を変えること=即効解決策、ではありません。初めは精神的にも肉体的にも、自身のコンフォートゾーンを超えるチャレンジになるでしょう。新しい技術が自分の体に完璧に身につくまでは、いつもより疲労度が増し、心拍数も上がり、距離が伸びず、タイムも伸び悩みます。

「経済性」と「効率」という言葉は、メディアでも学術文献でもほぼ同意語のように使われています。しかし、この2語は本来まったく異なるものです:「経済性」というのは、A地点からB地点までの移動にかかかる代謝コスト(エネルギー)のこと。それに対し「効率」は、この代謝コストがどれだけ生産的だったか ー 例えばA地点からB地点に到達するまでの1時間あたりの速度 ー ということです。ランニング技術を変えることは、経済性と効率の両方に効果があります(ただし、最初からすぐに効果は出ません)。

歩くために (そして走るために)誕生した

歩くために(そして走るために)誕生した

長距離走行のために進化したという仮説

進化の観点から、人類は200万年もの長い期間、ずっと長距離を走り続けてきました。解剖学的にも生理学的にも長距離走行に適応するために体を進化させてきたことが、ヒトが他の霊長目と大きく異なる点です。

霊長目の中でヒトだけが、直立して二足で走れます。唯一の発汗(体温調節)機能、大きな骨盤と筋肉、短くて平行な足指、まっすぐな脚、長い腱など、これらの特徴は他の霊長類には見られず、明らかに長距離走行に特化して進化させたものです。私たちの祖先は、忍耐強いハンターたちでした。獲物が熱疲労で倒れるまで、丸一日どこまでも追い回す手法で狩りをしていました。しかも、およそ4万年前の後期旧石器時代に、サンダルやモカシンのような靴が発明されるまで、人類は「裸足で」硬く荒れた大地を長距離走り続けていたのです。


現代の私たちは、この狩猟民族の祖先たちから数えると6,666世代目、農民世代からだと366世代目、そして、産業化による都市生活者世代から7世代目、そして座りっぱなしの現代人になってから4世代目にあたります。

文明社会による弊害

「生物学においては、進化という概念なしには満足な研究成果を求めることはできない」(ドシアンスキー 1972年)生物学的な進化を見れば、病気や健康を理解する際に役立つかもしれません:ヒトはシンプルな狩猟部族の中で、野生から食物を採取し、自然光やバクテリアとともに活動するように進化してきました。

現代の人々は、これとまったく異なる生き方や環境です。この劇的な変化は、現代人たちの耐性を弱め、あらゆる体のトラブル、いわゆる「文明社会による弊害」を引き起こしています。

重力という負荷

ヒトは霊長目の中でも特徴的な「C字型」の背骨を持って生まれます。重力の負荷を受けながら座ったり、歩いたり、走ったり(ソフトウェア)するうちに、背骨は段々とまっすぐ伸び、次第に「S字型」になります(ハードウェア)。通常の動物より大きい頭を、特に長い背骨でバランスをとりながら支えるので、どうしても姿勢が崩れやすく、骨格の歪み(腰椎屈曲など)を引き起こしがちなのです。

現代人は1日の大半の時間を座って過ごすばかりか、日常の健康的な活動の代わりに、高負荷で短時間の不自然な「エキササイズ」を行っています。二本の脚を使って、日常のローインパクトな自然な動作を(重力を感じながら)継続的に行うことが、実は人間にとって最良のアンチエイジングプログラムなのです。

FAQ'S

よくあるご質問

FRA'S 

よくある回答

Q. 靴のアーチサポートは必要なのでは?

A. 健康で頑丈な足なら、機能的なアーチ(土踏まず)があります ー アーチサポートはアーチを退化させ、使わなければアーチ自体が失われてしまいます!

Q. なぜしゃがむ練習が必要なのですか?

A. 足首と足の強度と柔軟性を保つためです。ベアフットランニングの練習の前に、お尻を足首の上に乗せ、足を地面から浮かせずにしゃがむ練習を先に行いましょう。

Q. 本当に効果があるんですか?

A. ベアフットへの移行は意味があるのか?それは簡単にできるのか?毎年およそ、19%〜79%のランナーが足を負傷しています。フォアフット着地のランナーに至っては、その負傷率は2倍でしょう。もちろん効果はあります。もともと私たちは、60代後半になっても走れるような足と体を持っているのです。

Q. Vivobarefootとビブラムファイブフィンガーズとの違いは?

A. 五趾の複雑で繊細な動きを可能にしている点と、薄いソールで 足裏感覚を最大化している点が主な違いです。

Q. 薄い靴底では怪我をしませんか?

A. Vivobarefootシューズは、鋭利なものも突き抜けない特許取得済みの極薄ソールを採用しています。

Q. いつもの靴でフォアフット着地をしてはいけないんですか?

A. しても構いません ー ただし、強めに着地してください。筋肉や腱、関節への外的刺激が少ないと、技能が上達しません。詳しくはFRA'sをご参照ください。

Q. 過酷なトレイル・ランニングや足場の悪いところを走ります。保護のない靴では不安です。

A. 筋肉や腱、関節の強度とランニング技術が、その不安を解決してくれます。

A. 体には本来、必要な衝撃吸収機能とモーションコントロール技能が備わっています(他の動物にも聞いてみてください)

A. あらゆる負傷や故障は、体にもともと備わったこれらの技能を使いこなせていないことから生じています。

A. 脳に正しい感覚情報を伝達さえすれば、あとは脳が全部やってくれます(ただし、あなたが健康な足と柔軟な足首を持っていて、焦ってすぐに早く走ったりしない場合に限って、です)。

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