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子どもたちを野生化させるときが来た

子どもたちを野生化させるときが来た

2020年9月11日

TIME TO LET KIDS GROW WILD
子どもたちを野生化させるときが来た

現代の子供たちは家の中で長時間を過ごし、液晶画面を見続け、常に衛生的な環境を保たれています。たとえ屋外に出ても、大人が準備したアクティビティで遊ぶのです。

真実:現代の子どもたちは、木から落ちるよりベッドから落ちて病院に搬送されるケースが多い [1]。 8歳になる頃には1日あたり平均6時間液晶画面を見ている [2] そもそも木登りをしたことがないと訴える子どもがいる [3] 明らかに、これは子どもたちの責任ではありません。直ちになんとかしなければなりません。

この「自然欠乏症」がいかに子どもたちにとって悪いことなのかを浮き彫りにするさまざまな学術研究も増えています:子どもたちは自然の中で自由に遊ぶため、屋外にでなければなりません。ヘリコプター(見張っている親)もない。ルールもない。景品も必要ありません。

屋外での構造化されていない遊びは、問題解決能力や集中力、測定力、リスクを取ること、自己規律、そしてチームビルディングを学ぶのに役立ちます。友だちと一緒に想像力の赴くままに遊ぶことで、子どもたちは協調性や心身の柔軟性も身につけ、体力と敏捷性も習得できます。

屋外で遊ぶことは、子どもたちの感情の発達と自尊心を育みます。皮肉なことに、親たちがいつも無限に − そしてお金をかけて − 子どもたちにやらせている課外活動や部活、スポーツチームに期待していることが、まさにこれです。

子どもたちが裸足で遊べる環境であれば、それに越したことはありません。足は手と同じ数だけ多くの神経終末を持っていて、成長過程にある子どもの脳にとって足からの感覚情報は多ければ多いほど良いのです。脳に入る感覚神経メッセージに対し、脳から発出される運動神経刺激の比率は40:1なので、子どもたちがどのように運動能力を発達させるかは、この感覚フィードバックに直接関わってきます。

子どもたちが絵を描いたり、草花を摘んだり、木に登ったりするときに、彼らの手にボクシング・グローブをはめたりはしませんよね?確かに、木のトゲが刺さることからは守ってくれるかもしれません − でも体の動きが制限され、機微な運動能力も抑えられ、いずれ脳が退屈して麻痺してくるでしょう。私たちの足だって同じです。子どもたちを − そして彼らの足を − 野生に放つときが来たのです。

そうは言っても、裸足にさせることは必ずしも現実的ではありません。だからこそ、Vivobarefootはまるで存在しないかのような(そしてサスティナブルな)、極薄で突抜に強いソールを靴に採用し、大切な足の感覚メッセージを成長過程にある脳に伝え続けます。Vivobarefootのキッズシューズは、幅広で屈曲性に優れ、子どもの足が丈夫で柔軟に成長し、バランスのとれた巧みな動きができるようになります。子どもの足にとって良いことは、成長する脳にも − 体にも − 良いことなのです

そして、野生的に成長することは子どもたちだけでなく − 地球にとっても必要なことです。

自然の中で過ごす貴重な時間を子どもたちに与えずして、どうやって彼らに自然を大切にすることを理解させることができるのでしょうか?このままでは最悪の場合、地球が私たちの日常生活から完全に切り離された「もの」になってしまう危険性すらあります。

アウトドアと私たちの関係性を変えることは決して難しいことではありません。そもそも子どもたちは屋外が好きで、親に見張られずに自由に遊ぶことが好きなのです:大小さまざまな庭や公園、耕作放棄地、低木林など − 子どもたちを自由にさせるにはどこだっていいのです。費用もかかりません。

ぜひ試してみてください。屋外で彼らを自由にしてください。野生化するのを見守ってあげてください。
 

関連ブログ: 

Washington Post: The Decline of playing in pre-schoolers and the rise in sensory issues

 

参照: 

[1] www.news.bbc.co.uk/1/hi/magazine/7358717.stm

[2] www.bbc.com/news/technology-32067158

[3] www.theguardian.com/lifeandstyle/2010/aug/16/childre-nature-outside-play-health

 

元の記事:https://www.vivobarefoot.com/rw/blog/september-2017/time-to-let-kids-grow-wild

 




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