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子どもと一緒にいると、「何度言ったら分かるの!」と思ってしまうようなことがありますよね。そんなとき、子どもたちにどんな言葉を投げかけていますか?
そういった言葉の多くは、私たちが幼い頃に大人から言われたことだったり、あくまで周囲の期待に過ぎなかったりします。中には思わずドキッとするような言葉もあるかもしれません。でも、いまその言葉を子どもに投げかけるべきか、勇気を持って一緒に向き合ってみましょう!
子どもが健康的な免疫組織を育てるためには、汚れやバイ菌、微生物の力が必要です。消毒液や除菌シートの過剰な使用は、子どもたちの身体を守るどころか免疫力を弱めてしまいます。
シカゴ大学で微生物生態学を研究する科学者で『Dirt is Good(訳者注:泥んこって素晴らしい)』の著者であるジャック・ギルバート氏は、欧米風の裕福な家庭で育つ子どもたちに必要なのは過剰な除菌や殺菌ではなく、健康的な食生活だと言っています。
本当に危ないのは、子どもたちが失敗やケガをしたり冒険しようとするのを大人が止めてしまうことです。子どもたちが身体的にも精神的にも成長するチャンスを奪うことのほうが危険だと思いませんか?
科学誌『Evolutionary Psychology(訳者注:進化心理学)』に掲載されたノルウェー大学の研究で、子どもと危険の関係性について興味深い報告があります。危険な経験をしたことがない子どもは、それがある子どもに比べ、より不安を感じやすく幸福度も低いのだそうです。
北米の公衆衛生誌でも、子どもが危険を経験し乗り越えることが、結果的に子ども自身の安全につながると伝えています。
自分の能力や決断が絶えず問われ続ける状況は、子どもの自信にも影響を与えます。子どもたちは、自分が課した課題に向き合ったり、試行錯誤したり、ときには失敗したりしたいという欲求を、生まれながらに持っているのです。
子どもたちがケガをしないように、柔らかいゴム素材で作られたキッズスペースなんてもってのほかです。落ちても痛くなさそうに見えるため、力加減や危険度がよく分からなくなり、実際、長骨損傷のような深刻なケガが起きてしまうのです。
これは特に学校でよく言われるフレーズかもしれません…でも、なぜ大人しく座っていなければいけないのでしょうか?
子どもたちがどんな風に学習するのかを観察していれば、大人しく座っていることが正解ではないと分かるはずです。子どもたちは、動き回って遊んでいるときにこそ、高い学習能力を発揮します。
あるアメリカの高校では、生徒たちが最も苦手とする教科のテスト直前にアクティブな活動を取り入れた結果、その教科の成績がアップしたそうです。
最近オランダで行われた研究では、授業前に有酸素運動をしたことで、生徒の集中力の持続時間が伸びることが分かりました。
また、ドイツで行われた大規模な調査もあります。2つのボールを同時にバウンドさせるコーディネーションゲームをわずか10分行っただけで、子どもたちの集中力が向上しました。
子どもたちが授業中にそわそわしたり、椅子をガタガタ揺らしたり、鉛筆や髪を噛んだりすることがあります。これは、活動量が足らずに彼らの心と身体が満たされていないからだと、小児セラピスト アンジェラ・ハンスコム氏は言います。子どもたちの感覚器を発達させるには、じっと座っているよりも身体を動かして遊ぶことが必要です。そして、それが結果としてより良い学びにもつながるのです。
これも学校でよく聞くフレーズですよね。
そんなに静寂って必要ですか?
静かに座って先生の話を聞き、言われたことを暗記するのが得意な人たちが、同じような子どもたちを育てるために作られているのが学校です。しかし、初めの頃はそれが出来ていたとしても、みんながみんなそれを続けられるわけではありません。(それなのに、静かにし過ぎるとそれはそれで問題だと言ってくる先生もいます)
そろそろ、子どもたちが本来どうあるべきで、どう学ぶのが良いのかということに目を向ける必要があります。
子どもたちに「静かにしなさい」と言い続けることがどんな問題を引き起こすのか、考えてみましょう。
もし大人がテレビやラジオをつけっぱなしにして、大音量で音楽を流し、いつも騒がしい社会を作っているとしたら…「静かにしなさい!」と言いたいのは子どもたちのほうかもしれませんね。
過去の時代では、泣くことがみっともなく恥ずかしいことであると教えられたのは大抵男の子たちでした。今の時代、子どもたちは性別に関係なくそう教えられていますが、この教えは誤っています。
赤ちゃんにとって、泣くことは唯一のコミュニケーション手段です。昔は、赤ちゃんが夜泣きをしても放っておくのが良いとされていましたが、最近はそうではなくなってきています。もう少し大きくなった子どもたちに「泣いてはいけない」と伝えることは、「あなたの気持ちは大切ではない」「本当の気持ちは隠すべき」と言っているようなものです。これでは子どもたちは混乱しますし、イライラしてしまいます。
何が「男らしさ」なのかは時代によって変化していきます。涙の奥に隠された気持ちは大切なものであり、それらを無視したり、怒りや暴力に転化させるべきではないと、特に男の子たちには教えてあげる必要があります。
「とってもお行儀のいい子ね」と言われることは、果たして子どもにとって良いことなのでしょうか?お行儀の良さが過剰に評価されているように思います。大人が思う「聞き分けの良い子」とは、大人の要求やお願いに素直に従う子のことです。本当に、子どもにそうなって欲しいと思っていますか?
イギリスの青少年セラピスト、アリソン・ロイ氏は以下のように述べています。「安定した愛着関係を持っている子どもは、自分の限界を押し上げることができます。自分の気持ちを尊重してくれる人との安定した信頼関係があれば、目的に応じた行動を取ることができ、自分の安心領域を広げることができるのです。これは健全な行動です。」
さらに続けます。「では、お行儀はどうやって身につけるのかって?自分の気持ちを尊重してくれない大人のルールなんて、なんの役にも立たないことを、子どもたちは知っているのです。」
この地球には、体制に屈しない反逆者がもっと必要です。(でも、お堅いレストランでの日曜日のランチ中に、こんなことをお姑さんに言うのはお勧めしません)
ときには「うちの子って天才!世界一かも!」って思うこと、ありますよね(親バカだなんて言わないで)。でも、愛おしい我が子の自尊心を育むために、毎日その言葉を伝える必要はありません。
スタンフォード大学の発達心理学教授キャロル・ドウェック氏は、子どもたちにパズルを解かせる実験を行いました。次第にパズルの難易度をあげていき、その様子を観察しました。その結果、パズルを解くたびに褒められていた子よりも、さほど褒められなかった子のほうが、辛抱強くパズルに向き合う姿勢を見せたのです。
この実験結果から見えるのは、大人が褒めすぎることで子どもの自尊心をくじいているかもしれないこと、そして、子どもが課題を通して得ようとしている達成感や満足感も奪っているかもしれない、ということです。
私たち大人は、課題の結果や出来をむやみに褒めるのではなく、その子の努力や頑張りに目を向けてあげることではないでしょうか。
元の記事:https://www.vivobarefoot.com/uk/blog/7-misconceptions-of-parenting-today
「子どもの靴なんてすぐに汚れるし、サイズアウトするんだからなるべく安く済ませたい!」そう考えている親御さんは少なくないと思います。
でも、VivoKidsは適正価格で商品を販売することを大切にしています(他のキッズシューズブランドに比べて相対的に高価であることは重々承知の上で)。
なぜでしょう?
それは、値引きされた靴の代金は、必ずどこかの誰かが支払わなければならないからです。Vivobarefootは、靴を適正かつ安定した価格で提供することで、以下の3つを実現できると信じています。
クッション性の高いランニングシューズを履くことで、ランニング中にケガをする可能性が高くなるとしたら…一体どうすれば良いのでしょうか?
VivoKidsは、子どもたちが裸足で、あるいはできるだけ裸足に近い状態で走ることは、人間が生まれつき持っている自然なランニング技術を維持するための素晴らしい方法であると信じています。
靴を履かずに育った子どもと、日常的に靴を履く子どもの足を比較したいくつかの研究を通して分かったことがあります。靴を履かずに育った子どもは足が丈夫で幅が広く、足のケガも少ないということです。また、靴を履かずに育った子どもは扁平足も少なく、これも足全体の健康を示す一つの指標とされています。