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フカフカの厚底靴は本当に子どもに必要でしょうか?
今日世界中の子どもたちが毎日履いているいわゆるスニーカー(運動靴)は子どもたちの足にとっても、体にとっても、さらに脳にとってもまったく好ましいものではありません。
スニーカーの誕生は、スポーツとファッション、そしてグローバルな宣伝広告が融合した結果です。
「みんな」が履いてるから;セレブや有名なアスリートたちが履いているから − そして私たちは靴に搭載された最新の「技術」や「パフォーマンス向上」についての売り口上を繰り返し聞かされます。
Vivobarefootは、足のためにも、そして脳のためにも、いまこそ靴底のクッション材を取り除くときだと思っています。
なぜでしょうか?
いわゆる普通の、または流行の日常履きのスポーツシューズは幅が狭く、クッション材まで付いていて、これらは子どもたちの自然な足の成長を台無しにしてしまいます。
クッション材は、足裏に備わった何十万もの神経終末が脳に重要な感覚メッセージを送信するのを遮断するため、全身の動きやバランスに影響がでます。幅の狭い靴は足を横から押しつぶすので、足の筋肉が強く幅広く、柔軟に成長することができません。先細りの狭いつま先では足指が互いに圧迫されてしまいます。特に母趾(親指)への影響は甚大です。母趾は本来、体全体の動きの支点となるように、強くまっすぐに成長しなければなりません。
さて、今の靴のままで本当に良いのでしょうか?
なぜなら足の健康は、ファッションや派手なスポーツキャンペーン、有名なセレブのお墨付きより優先されるべきだからです。
幸運にも大半の子どもは、生涯にわたり自然で健康的な動作を、成長しながら身につける潜在能力を持って生まれてきます。彼らに高価なブランド靴に謳われる「パフォーマンス向上」や「最新技術」は必要ないのです。実際私たち人間の体は、何百万年にもわたる「研究開発」(=進化)の過程で、走ったり歩いたり、木に登ったり遊んだりするために必要な技術とパフォーマンス性能をすべて担う筋肉や腱などを詰め込んだ完璧な足を作り上げてきたのです。いわゆる普通の伝統的な形をした靴は、この研究開発の過程に突然割って入ってきました。さらに、スポーツシューズまでもです。
Vivobarefootでは、クッション材やパッド入りの靴を一生履き続けると、次第に子どもも大人も足が変形し、いずれ(高価な)矯正装具の「解決策」によろよろとしがみつく結果になるのでは、と危惧しています。
対照的に、ドイツと南アフリカの大学による共同研究では、日常で靴を履かずに育つ子どもたちは、靴を履いて育つ子どもたちよりも幅広く、強い足をしていることが示され、また扁平足の子どもが少ないこともわかりました。 ー この結果は、足の包括的な強さについてのある指標になると思います。
また一方で、ボーンマス大学による 10 年間にわたる研究によれば、教室内で靴を履かせない方が、子どもたちはより集中し、行儀もよく、さらに成績まで向上しました。
スニーカーの登場は、子どもたちの生活様式がさらに長時間座りっぱなしで、画面を見つづけ、室内に閉じこもるようになった時期にも重なっています。現代で一番体力があるとされる子どもたちは、20年前なら最も体力がないとされたでしょう。世界保健機関(WHO)は最近、実に80%もの青少年が十分な運動量を持っていないと発表しました。一方で、世界で最も裕福な国の若年層でさえも、メンタルヘルスの問題や不安障害、うつ病が増加しているという憂慮すべき事態まで起きています。
自然界や私たち自身の体、そしてお互いの関係性から切り離されていることが、私たちだけでなく私たちが住む地球にも悪影響を与えているのです。
ファッションが、ふわふわで履き心地の良いモーションコントロール付きの靴を買うべきと言うなら、私たちはこう言います:「クッション材を取り除きましょう!」
スポーツマーケティングが、子どもたちの足にはパフォーマンステクノロジーが必要だと言うとき、私たちはこう言います:「クッション材を取り除きましょう!」
そうすれば、靴による体への制約は最小限に抑えることができ、子どもたちはのびのびと健やかに成長していきます。私たち大人は、より良くより賢い決断をし、大量購入をやめ、より望ましい製品を厳選して購入しましょう。
そのお返しに、私たちはもっと「つながり」を感じられるようになります;より幸せでより健康な人々とつながることで、地球にも人にもお互い優しい人間になれるのです。
あなたはまだ、厚底の靴を子どもに履かせますか?
「子どもの靴なんてすぐに汚れるし、サイズアウトするんだからなるべく安く済ませたい!」そう考えている親御さんは少なくないと思います。
でも、VivoKidsは適正価格で商品を販売することを大切にしています(他のキッズシューズブランドに比べて相対的に高価であることは重々承知の上で)。
なぜでしょう?
それは、値引きされた靴の代金は、必ずどこかの誰かが支払わなければならないからです。Vivobarefootは、靴を適正かつ安定した価格で提供することで、以下の3つを実現できると信じています。
クッション性の高いランニングシューズを履くことで、ランニング中にケガをする可能性が高くなるとしたら…一体どうすれば良いのでしょうか?
VivoKidsは、子どもたちが裸足で、あるいはできるだけ裸足に近い状態で走ることは、人間が生まれつき持っている自然なランニング技術を維持するための素晴らしい方法であると信じています。
靴を履かずに育った子どもと、日常的に靴を履く子どもの足を比較したいくつかの研究を通して分かったことがあります。靴を履かずに育った子どもは足が丈夫で幅が広く、足のケガも少ないということです。また、靴を履かずに育った子どもは扁平足も少なく、これも足全体の健康を示す一つの指標とされています。
子どもと一緒にいると、「何度言ったら分かるの!」と思ってしまうようなことがありますよね。そんなとき、子どもたちにどんな言葉を投げかけていますか?そういった言葉の多くは、私たちが幼い頃に大人から言われたことだったり、あくまで周囲の期待に過ぎなかったりします。