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#016

#016

 

大切なのは、毎日のちょっとの積み重ね


016
《堀田 幸作 × 日本各地の作り手と飲食店をつなぐ》
人と人、点と点、自然と人をつなぐ面白さ


 

 

 

「365日中、350日はVivo履いてるかも。」

そう語るのは、神奈川県鎌倉市在住の堀田幸作さん。食材の卸という仕事柄、日本全国の産地を巡りながら、人と自然をつなぐ暮らしを営んでいます。

インタビューに伺った日は、美味しいパスタと庭で採れた野菜を使ったサラダを用意してくださいました。

料理や金継ぎといった暮らしの営みに加えて、自宅から数分の海岸でサーフィンをし、自然や自分の体とつながることを楽しんでいる堀田さん。その朗らかでリラックスした佇まいに、自然とこちらも肩の力が抜け、笑顔になる時間でした。

そんな堀田さんの足元に欠かせないのが、プライマスライトとマグナレザー FG。2年ほど前に出会ってからというもの、ほぼ毎日履き続けているそうです。

食と暮らしを楽しむ堀田さんが、鎌倉での毎日の中で、どんな風に足元と向き合っているのかを伺いました。

 



INTERVIEW

 

Vivobarefootとの出会いは、数年来の友人でもある Moonlightgear大阪店の吉谷さんからの紹介でした。当時山登りに興味を持っていたところ、「山登りでも使える」と聞き、それで履いてみたのが最初。

「Vivoはソールが薄いし足が痛くなる」とか「疲れる人もいる」みたいなことを聞いていたけど、僕は全くそれがなくて。逆に「むしろ調子いいわ」みたいな感じだったんですよ。

僕、結構真面目だから「トーガ(toe-ga)もやった方がいいですよ」って言われて、それもちゃんとやってたんですよ。言われたらやるタイプなんです。(笑)

そのおかげか、最初から全然ストレスがなかったし、今もストレスなく履いていますね。トーガやってなかったら疲れるよね、きっと。

 





以前は他社製のウォータープルーフの靴を履いていた時期がありました。その靴は、水が跳ねて足首から濡れてきちゃうのを防いでくれて、その点はすごく気に入っていたんだけど、Vivoはまた全然違う感覚と魅力があって。その靴を久々に履いたら、クッションがありすぎて気持ち悪かったんだよね。「こういうことなんだな」ってびっくりした。なんか地面と断絶されてる感じがすごいのよ。

 

 

鎌倉に越してきて、サーフィンを始めました。Vivoを履くことは、サーフィンにも影響していると思う。踏み込みとか、ターンの時とか、「今の足の踏み込み、すげーうまかったよ!」と言われたり。自分では分かんないけど、足の影響はあるかもしれないね。

2年前くらいから始めたんだけど、1年目は年間200日くらい海に入ってた。今まで趣味って全然なかったけど、初めての趣味かもしれない。

昔はバスケをやっていて、たまにフットサルも。でもずっと仕事人間だったんだよね。

 

 

今は食材の卸をやっています。

もともとは建築を3年だけやっていたんだけど、環境問題とかいろいろ考えちゃって、モチベーションを保てなくなって。

そこから食に興味がいって。産地とシェフがつながれるような感じで仕事をしています。できるだけ一緒に現地に入って、バイブスが合えば一緒にやりましょう、みたいな。顔が思い出せる関係性を大事にしています。

  

 

 

実は僕、足首がめちゃくちゃ硬い。サーフィンには向いてないんだよね。腰が落とせないから。しゃがめないんですよ。でもVivoはきっとそれにもいいよ、と聞いて。

足指はよく動いている。すごい人は指1本ずつ動かせるらしいけど、僕はそこまではできない。でも、掴めればいいと思う。Vivoを履いてから、そういう意識が出てきたね。

 

 

 

ちょうど最近読んだ森田真生さんっていう数学者の本に、人間の指は本来「掴む」ために進化してきたって書いていて。

子育て中のエピソードとして出てくるんだけど、人間や類人猿の指は、1、2、3…というように数字を表すためにあるわけじゃない、と。

だけど、例えば「3」という数字を表現したい、そのためには指をどうすれば相手に伝わるか、ということから、「こっちの指は開きたいけどこっちは開かない」という風に自分の運動神経を編み直していくうちに、それができるようになる。それってトーガと一緒じゃん!と気づいて。

靴を履くことで足の機能が失われていたけど、Vivoを履くことで、子どもが指で「3」って表す練習をするのと同じように、機能が戻っていくんだって思った。子どもだけじゃなく、大人でもね。

 

 

トレーニングはいろいろやってみてる。筋膜リリースとか、トランポリンとか。

トランポリンは、NASAの宇宙飛行士が、宇宙から帰ってきた後のリハビリでも使うっていうから。ジャンプって加速と減速と重力に逆らう力、3つの力が働くからリンパが流れるんだって。元々ポンプ機能を持っていないリンパが流れることで、溜まった毒素を出してくれるらしい。

(この後、室内にあったトランポリンを跳んで見せてくれました)


 

毎日のちょっとの積み重ねなんですよ。筋トレも一日やっただけでムキムキにはならないから。

空手をやっている人が、「みんな、体を柔らかくするための努力を毎日続けずに、"柔らかくならない"って言うんだよね。筋トレはみんな毎日やるじゃん?柔軟も毎日やらないと、体が柔らかくなるわけないんだよね」って言ってて、そうだわ、って思った。

サーフィンも毎日入っていると上手くなるもんね、才能がなくても。

 

 

プライマスライトは、庭にある畑で作業するのにいいね。凹凸をそのまま感じられる。

ソールが厚いと、どこを歩いても同じような感じになっちゃう。
Vivoを履いてから、元々持っていた靴が履けなくなっちゃったね。

 

 

 

(この後、堀田さんが履いているVivoを見せてもらったり、一緒に足のエクササイズをしました)

僕の靴のアウトソールは、かかとの外側が削れていて、そして外ももが張りがち。それが、歩き方や姿勢、重心の置き方で改善するかもしれないんですね!

それらを意識しながら過ごしていけば、これまでの癖が修正され、その後はもしかしたら、太ももやスネ、足首などの張りが改善されて、股関節や足首の可動域にも好影響が出そう。

きっとサーフィンにも良い効果をもたらしてくれるよね。楽しみ!

 

 

 

 

FEATURED PRODUCT

 

PRIMUS LITE III

(現行モデルは PRIMUS LITE 3.5)

 

PROFILE

 

堀田 幸作 Kousaku Hotta

@tasobi_tabi.asobi

株式会社tasobi 代表取締役

建築設計事務所を経て2002年から食の作り手に会う旅を始める。
離島の畑や飲食店勤務など様々な業種を渡り歩いた後、2014年飲食店向けの食材の卸しを中心とした株式会社tasobiを設立。

鎌倉在住。自宅兼アトリエの築100年の古民家で季節の手仕事や金継ぎなどのワークショップを主宰

 


 

writer:Kyeonghwa HO



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