¥11000以上のお買い上げで全国送料無料
透明感あふれる色彩でありながら奥行きと力強さ、そして動きを感じる作品を生み出す日本画家の東端哉子(かなこ)さん。
やわらかさと透明感あふれる人柄が表れた絵は、観る人の心を温め、清澄な場へいざないます。
小さくまとまった絵描き道具とスケッチブックを背負って軽やかに近所の森や山へと入る哉子さん。
時折り足を止め、落ち葉の形や色、木の実の香りを感じ観察する哉子さんはまるで少女のようです。
そんな可愛らしい哉子さんらしく、小さい頃に小人が出てくるような物語が好きで信じていたのだそう。
おじいさんと話しをしながらお絵描きをしていた時に、その絵がアニメーションのように映像化する瞬間を体験し、それをきっかけに”動きを感じる絵を描きたい”と思うようになりました。
山の中では、なにかの”気配”を感じ書き留めているといいます。それは”嬉しい感覚”だったり、形がなくなった”人の気配”であったり。鳥の口笛や、苔のひそひそ話、踊る花、風のとおりみちなどの自然の情景や、その”気配”の物語が絵の中で動き出すような、そんな様子を哉子さんの作品から感じます。
しかし作品作りに集中していると、仕上げることばかり考えたり絞り込むことが多くなり自然の情景が省かれていき、絵が生きていない感覚になることがあるそうです。自然から受け止めていた感情を思い出しに山にスケッチしに来ることも一つのプロセスになっています。
『 花を描くときは友達を描いている感覚 』
主に花を描くことが多いというスケッチは、自分のための記録。今日友達と楽しんだことを書き留めるような自由なスケッチは、心と身体で受け取った自然の情景、そして”気配”を作品に描くための大切なライフワークとなっています。
今回は嬉しくなるものが上がってくる感じがするという場所でスケッチを始めた哉子さん。足を大地に置いて踏ん張ると、肩や手が自由になり絵を描きやすくなるのだそう!“根っこの踏ん張りが伝わってくる”と大地とのつながりを感じていました。軽やかなライフワークの足元にMAGNA LITE WR SGはぴったりな様子です👣
途中で降りだした小雨も、”雨が残す模様も好き”とその瞬間をありのままスケッチする哉子さん。時には友人とお茶やおやつをリュックに忍ばせて山に入り、ライフワークを楽しんでいます。
東端 哉子 : @higashibatakanako
画家
自然の中に身を置き、植物や風景、目に映るものと映らないもの、そこで出逢ったこと、ものを手がかりに絵の中に立ち現れる物語を大切に制作しています
4年前から植物を育てることにも関わり始め、土に触れ、畑で過ごすことが日々の喜びです
ライフワークとして、山歩きや日常での様々な出逢いの断片を葉書に描きとめています
これからの展示予定などはinstagramをご覧ください
公式サイト:https://www.kanakohigashibata.net/
足元から自然を感じるアウトドアモデル
>>自分の+vivoを探す
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
VIVO京都店”Journey Inn”では哉子さんの高山植物が描かれたポストカードと切手のセットを販売しています。
額装して飾りたくなるポストカード。ぜひご覧ください!
writer:Mariko Hosoi
photographer:Haruo Kotera(@haruokotera)