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指先まで柔らかくなめらかに、大きくふわりと踊る、村上渉さん。
彼が踊る姿を眺めていると、じきに鳥のさえずりや、草木のそよぐ音、光の暖かさや、空気の柔らかさに身体の意識が向き始めます。その舞いが場と一体になり、自然に溶け込むよう。
現代のダンスと認識されている身体的な動きの型ではなく、ダンスのジャンルがなかった頃から踊られてきた人間本来の踊りがコンセプト。そして渉さんにとってのダンスは、世の中全てのモノとのコミュニケーションツールでもあります。内なる声を大切に自身と向き合い湧き上がる、まるで祈りのようなダンスです。
ダンサーとして舞台に立ったり、ワークショップをおこなうなど、人に影響を与える役割として大切にしていることは
“心の平穏を保つこと”そして、“心身ともに柔らかい状態でいること”。
表現する上で“心の平穏を保つこと”が重要なのは、心の状態が相手に伝わるから。「頭、心、肚」どこから行動するかで、相手に伝わり方が変わるのを実際に体験させてくれました。頭で喋ると頭に、心で話すと心に、肚わって話すと肚に伝わるように、身体を通して体感することで腑におち、頭(知識)で分かった気になっていたことに気づきます。
『 身体は踊る準備ができている 』
野生動物の動きが美しいように、人間の心も身体にも本来の氣が通った“心身ともに柔らかい状態”なら、全てが美しく、全てが舞いになるという渉さん。自分と同じ感覚と身体をもつ人は今まで地球上に存在したことがなく、今後産まれることもない特別な存在で、各々から湧き上がる“その人にしか出来ない表現”を誰もが持っています。思考で動きを止めず、自分の感覚と身体を信じて、ありのまま表現して欲しい。身体はいつでも踊る準備が出来ていると伝えています。
自身の心と身体を緩められる散歩はライフワークの一つです。そよぐ風を感じて見上げたり、大地の質感を身体全体で感じたり。自然の中で感覚を広げながら身体を緩ませ、森羅万象に優しく意識をつなげて歩いてみると、硬いコンクリートも柔らかく感じられるのだそうです。
そしてVIVOを履くことで、“地面を足の裏で感じている”ということを確かめられていると語ります。クッション性がなく身体にダメージが溜まりやすいので、丁寧に歩くために、自分自身の身体を柔らかく使うことを意識出来るのだそうです。一歩一歩試行錯誤しながら歩くことで、身体への意識が細かくなり、より繊細に踊ることにもつながっています。
ダンスではプライマスライトやRA、アディス。山を歩く時やバイクに乗る時はトラッカーFGやマグナライトなど、ライフスタイルからアウトドアまで使い分けて履きこなしています👣
村上 渉 : @nas_wataru
マインドフルネスダンサー
心身が穏やかになることを目的としたパフォーマンスやワークを展開。
過去に、ダンスバトルでの優勝や大きな舞台で踊る経験をするも、
心が満たされていない事に気づき、
また、激しい動きによる怪我や、精神状態の影響で踊れなくなる経験も味わう。
周りの人からの評価や賞を得るなど、
一時的に気持ちが高まる事が必ずしも幸せに結びつかないと感じ、
ダンス以外にも、瞑想、合氣道などの探究を始める。
穏やかな心の状態でいることが人生の幸福度、
心身のパフォーマンスを上げる事に気づき、心が静まり穏やかになる方法を探求している。
人類の心身の成熟を目指してパフォーマンスやワークショップを全国でしている。
猫好き猫アレルギー。
柔らかな動きに寄り添い日常にも合うパフォーマンスモデル
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渉さんは実はとてもチャーミング!毎月色々なワークショップを大阪や各地で開催されていますが、ワークショップ中に必ず笑いをとってしまうそうです。VIVOスタッフも参加し、右脳が活性されましたよ!ワークショップの詳細はインスタからご覧ください!
writer:Mariko Hosoi
photographer:Haruo Kotera(@haruokotera)