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episode 07

episode 07

「ゆるみをもたすように」

ー増茂 匠さん/庭師・大地の再生士ー

五感を使って自然を観察し、雨や風の巡り、土の中の空気と水の流れを意識して、より自然な環境へと再生する手法「大地の再生」。
増茂 匠さんは関西を中心にその大地の再生手法を用いた環境改善、自然と共生する空間作りを伝え実践する講座を行っています。

講座参加者がまず引き込まれるのは、自然からのメッセージとも言える匠さんの言葉でしょうか。
そよ風のように心地よく穏やかな流れに乗り語られる、本質的な力強い一言一言。
作業後にその場の空気や風の流れが変わったことを体感すると、より匠さんの言葉が心に響き参加者は感動を覚えます。

「ゆるみをもたすように」

手を動かす中でよく耳にした言葉ですが、頭で考えて動くとついやり過ぎてしまう。作業は人間的にではなく水や風がどう動くかをイメージして、やりすぎないが鉄則です。お手本は自然、と言われますが自然に倣うことの難しいこと!感覚を研ぎ澄ませるためにはまず自分自身と向き合うことが大切だと気付かされます。

作業では小さなスコップやノコ鎌を使い草木や大地を手先で感じるとともに、足裏で大地の中の空気や水の流れの滞りを感じます。VIVOの柔らかく薄いソールは、足裏から大地の緩みや固さを繊細に感じ取りやすいようです。足袋よりゆとりがあり木にも登りやすくなったと、大地の再生クルーにも好評です!

身体全体で繊細に自然と関わる匠さんの姿は、奥様が縫われたズボンの継ぎ接ぎからも感じます。自然の営みが絶えず繰り返されるのと同じくそこにある物を大切に繕うこと。自然の一部として生かされていることに感謝し「心地よい人と自然の共生」を目指す力強く、そして美しく澄んだ瞳が印象的です。

*「大地の再生」についての詳細はVivobarefootjapanクルーも参加した Instagram投稿 もご覧ください。

 

Profile

増茂 匠 :@morinotakumino
一級造園技能士/大地の再生士合同会社 増茂庭園設計舎 代表

1982年 京都府舞鶴市出身。代々続く造園屋に生まれる。学生時代は野球、バスケットに打ち込み、高校卒業後渡米。アメリカ、イタリアでの語学学校を経てアフリカへ。帰国後、大阪の造園会社に勤める。

2015年 舞鶴へ戻るタイミングで造園家の矢野智徳氏に出会う。 大地の再生の手法を学び、自分の進む道を確信。

2018年 福知山市にて「杜ノ匠ノ」 開業

2022年 合同会社 増茂庭園設計舎 設立 関西を中心に造園業を通して、大地の再生の手法を用いた環境改善、自然と共生する空間づくりを伝え実践している。

杜ノ匠ノ
https://morinotakumino.com/

 

Shoes type 


MAGNA TRAIL II FG

畑や庭仕事、ハードな外仕事にもぴったりのアウトドアモデル

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Making Photos

家族で作業に取り組むことも多い増茂家!小さいころから手伝っている息子の全くんも、4月から中学生です。夢は恐竜博士なんだとか!奥さんの友美さんのロースイーツも絶品です。

  

photographer:Haruo Kotera
                            (@haruo.860

 

 



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