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episode 21

episode 21

「小麦は母親が私につけたかった名前なんですよ 」

ー岡田 詩織さん /小麦小店ー

 

 

植物園近くのビル2階のネイビーブルーの扉を開くと甘い香りと共に、小さな焼き菓子店『小麦小店』の店主、岡田詩織さんが出迎えてくれます。
週末のみの店頭販売の日はたくさんの方が訪れる人気店です。

自然光の差し込む明るい店内には、ロゴやパッケージも可愛くプレゼントにも人気なクッキーやショートブレッドなどの焼き菓子とともに、ブラウニーやスコーンなどすぐに食べたい焼き菓子もたくさん!
特に焼きたてのキャロットマフィンを食べて欲しい!と詩織さん。擦りおろしではなく、千切りの人参が山盛り入ったキャロットマフィンは、ふんわりとした生地にたっぷりと入った人参が食べ応えあり人気さが伺える美味しさでした。

 

 

材料はいたってシンプルですが、仕入れ先にはこだわりがあります。
ショートブレッドのはったい粉は、京都の美山で食べたものが美味しかったので裏シールから生産者を探し、自らお願いしたのだそう。有機小麦は地元栃木から取り寄せています。

『 小麦は母親が私につけたかった名前なんですよ 』

小麦小店の店名の由来は、お母さんが詩織さんにつけたかった名前が小麦だったからなんだそう!
小麦を使ったお菓子屋さんだから等ではないエピソードに、家族愛が伝わり心が温かくなりますね。
栃木のお隣、福島銘菓の”ままどおる”が好きで、白餡を使ったお菓子がよく登場したり、アメリカ人の親戚の影響でドーナツやスコーンが身近だったことなど、幼少期に食べたものの記憶が今のお菓子作りにつながっているのだそうです。
その他、栃木から有機小麦を取り寄せたり、お店の床に栃木産の大谷石を使うなど、お菓子作りから店作りまで家族や地元のへの想いを感じます。

 

 

お店の営業日や普段履きに良く履くRAⅡ。登山靴下としても人気の高山植物図鑑の程よいホールド感とVIVOの相性がよく、とても動きやすいので組み合わせることが多いのだそう。チラリと見える花柄靴下とクラシックなRAⅡとのコーディネートがとてもお似合いです。

 

 

二人のお子さんの出産子育てと並行しながらお店を続ける詩織さん。駄菓子屋のように色々な世代の人に来てもらいたいという思いもあり、販売日にはお客さんとの会話も楽しみます。休日にはお子さんとお菓子作りも楽しめるようになり、益々パワフルに美味しいお菓子を作り、たくさんの方を笑顔にしています。

 

 

 

Profile

岡田 詩織 : @komugissmallstore

栃木県那須町出身
製菓専門学校を卒業後、カフェやケーキ店で勤務し
2017年に京都の北山にて小麦小店を立ち上げる。
現在二児の母として育児にも奮闘中。

   

Shoes type 

RA

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Making Photos

同じ”しおり”つながりで仲良くなったという高山植物図鑑の史織さんと小麦小店の詩織さん。
“山で食べられる小麦小店のお菓子”というコンセプトでエナジーバーをコラボ制作!moonlightgearでもイベントをするなど山でも日頃のおやつにも人気商品です!

  

writer:Mariko Hosoi
photographer:Haruo Kotera(@haruokotera

 

 

 



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