ベアフットで、原点へ。 新たな挑戦の軌跡「Back to Basics」シリーズも公開開始
世界を舞台に活躍するプロトレイルランナー・上田瑠偉(うえだ・るい)選手が新たにVivobarefoot Japanブランドアンバサダーに就任しました。
■アンバサダー就任の背景と目的
Vivobarefootは、「足本来の力を取り戻す」という理念のもと、従来の靴に見られる過剰なサポート機能を取り除き、足や身体の自然な動きを引き出すミニマルシューズを展開してきました。2025年からはランニングカテゴリーをさらに強化し、「土台である足元から身体と再びつながる」という哲学を、ランナーコミュニティへと広げています。
プロトレイルランナーの上田瑠偉選手は、19歳で競技デビューして以来、数々の記録を打ち立て、日本人として前人未到の領域に挑み続けてきました。そして30代を迎えた今、Vivobarefootとパートナーシップを結び、新たな挑戦へと歩み出します。
■上田瑠偉選手 コメント
この度、Vivobarefootのアンバサダーに就任しました、上田瑠偉です。一昨年、海外でマウンテンバイク中に事故に遭い、現地で手術・入院を経て帰国したあと、明らかに身体のバランスに変化を感じました。
これまで一度も経験のなかった足底筋膜炎にも悩まされ、どうすれば足裏の機能を取り戻せるのか、試行錯誤を重ねる日々が続きました。そんな中でVivobarefootと出会い、昨年12月から本格的に履き始めました。
それまでは注射で一時的に症状を抑えても再発の繰り返しでしたが、Vivobarefootに変えてからはそうした不安がなくなり、今ではまったく気にならないレベルにまで改善しています。これからVivobarefootと共に、身体の根本と向き合いながら、挑戦していくことが楽しみです。
■Vivobarefoot Japan 代表 小峯秀行 コメント
今回の上田瑠偉選手との企画『Back to Basic』は、Vivobarefootがブランド立ち上げ当初から掲げてきたメッセージ「すべての人間に本来備わっていたはずの“裸足の機能性”を取り戻す」この思想を、世界のトップアスリートとともに実証していくという、非常に実験的な試みです。その過程を包み隠さず伝えることで、ベアフットが持つ本質的な力と、身体や意識に起こる変化をリアルに共有していきます。
私たち自身も、ベアフットに真剣に取り組んだ先で、上田選手がどのような進化を遂げるのか、まだ想像がつきません。だからこそ、そのプロセスこそが、見ている方々にとっても“可能性の扉”を開く、エキサイティングなストーリーになると信じています。そして、この企画を通して私たちが本当に知りたかったのは、ひとりのトップアスリートが、自らの原点ともいえる「裸足」に立ち返ったとき、競技成績だけでなく、“ひとりの人間”として、どんな意識の変化や成長を感じ取れるのかということ。
まだ誰も知らないこの物語のエンディングを、ぜひシーズンを通して一緒に見届けてください。
■新たな挑戦の軌跡「Back to Basics」シリーズ始動
Vivobarefoot Japanのブランドアンバサダーに就任した上田瑠偉選手の歩みを追う映像シリーズ『Back to Basics』がスタートしました。
記念すべき第0話『RESTART|再構築』では、2年前のマウンテンバイク事故を経て、なぜ「足元」から自分の身体と向き合い直すことを決意したのか、その背景にある“再構築”というテーマに迫ります。
上田瑠偉選手がこれまでトップランナーとして積み上げてきたものを見つめ直し、さらなる高みを目指して再び走り出す。その“はじまり”を描いたEpisode 0を、ぜひVivobarefoot Japan公式YouTubeチャンネルでご覧ください。
BACK TO BASICS
Episode 0『RESTART|再構築』
VIDEO
■今後の展開について
Vivobarefoot Japanは今後、上田瑠偉選手とともに、製品開発へのフィードバック提供や共同イベント、トレイルランニングをはじめとした活動を展開予定です。また、日常生活やレースでのVivobarefoot活用例を紹介するコンテンツも順次発信してまいります。
上田瑠偉選手 プロフィール
生年月日:1993年10月3日 出身地:長野県大町市
駅伝の名門、佐久長聖高校出身。「10代最後の思い出づくり」にと出場した、東京・柴又100Kで5位入賞を果たし、以前のスポンサーであるアウトドアブランドにスカウトされトレイルランニングを始める。デビュー戦となったレースにていきなり大会新記録で優勝を果たし、続く2戦目は国内で最も権威ある大会、「日本山岳耐久レース」で6位入賞。その後数々の大会で優勝し、記録を更新。2014年の日本山岳耐久レースにて、大会記録を18分も更新し、夢の7時間切り目前まで迫る走りで最年少優勝を果たした。
2019年には、より急峻な山が舞台となるスカイランニングのカテゴリーでアジア人初となる世界一に輝く。
主な実績:
Skyrunner World Series 年間王者( 2019 年)
Golden Trail World Series 年間 4 位( 2022 年)
スカイランニング世界選手権 表彰台複数回
UTMB® CCC 2 位( 2016 年)など、国際大会での優勝・記録更新多数
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