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ベアフット、ミニマリスト、ゼロドロップシューズとは？

2020年9月04日

WHAT ARE BAREFOOT, MINIMALIST AND ZERO DROP SHOES?
ベアフット、ミニマリスト、ゼロドロップシューズとは？

ベアフットの冒険に参加したいですか？…でも何かと初めて聞く用語が多くて混乱していますか？

ごもっともです！

「ベアフット」シューズを履くとはどういうことなのか、以下にそれぞれの用語について簡単に解説しました。まさにこれからベアフットの旅路に足を踏み入れ、自分の足や体と、そして周囲の世界と再びつながろうとしている皆さんが、正しい選択ができるよう、お手伝いさせていただきます。

ベアフットシューズとは簡単に言うと、伝統的なランニングシューズに付属している余分な「物」を削ぎ落としたシンプルな靴のことです。ベアフット、ときにミニマリストシューズとも呼ばれるこれらの靴は、単純に天候や悪路から足を保護するだけの靴です。

これに分類される靴は、以下に示すベアフット（ミニマリスト）シューズの鍵と言える要素が特徴です：

かかととつま先の高低差（ドロップ） – 前足部とかかとの高低差をミリ単位で表すと、適切なベアフットシューズはいわゆるゼロドロップで（つまりあなたの足のように）高低差がありません。時々ミニマリストシューズは「ロー・プロファイルシューズ」に分類される4−7mmの高低差があることもあります。それでも一般的なランニングシューズの8-14mmに比べたらずっと少ない高低差です。靴を買う前にこの靴底のつま先対かかとの高低差はチェックすることをおすすめします。
スタックハイト – 靴底全体の厚みのことです。ベアフットシューズのソールは可能な限り薄く、裸足感覚に近づけるように作られています。

トーボックス – ミニマリストシューズのトーボックスは幅広で、足指が広がったり反跳したりできる余裕があります。ランニングシューズを始めとする一般的な靴は、つま先が先細りのデザインで、足指がきゅっと押し込められ、それらの力強さや俊敏さを抑制してしまいます。

軽量で柔軟 – ベアフットシューズは足と地面をつなぎ、できるだけ裸足に近い感覚を再現します。真のベアフットシューズとは、今日の市場に見る最も軽量で最も柔軟な靴です。

プロネーション – 一般的なランニングシューズに、様々な形で追加されているクッション材ですが、ベアフットシューズには、アーチサポートもアンクルサポートも、一切ついていません。

ハイキングやランニング用の靴も、または通勤用の靴でも、ベアフットシューズという選択肢があります；ここにご紹介した用語を参考に、いまの靴があなたの要望を満たしているか、今一度確かめてみてください。

ただし！真新しいベアフット・ハイキングブーツで長距離ハイキングに出かける前に、守って欲しいことがあります：

1. 焦りは禁物!

これまでの人生で、いわゆる普通の靴や一般的なスポーツシューズを主に履いてきた方は、言い換えれば幅の狭い、つま先が先細りのヒール付き、または硬いソールの靴を履いてきたということです。これらの靴は足が本来持つ能力や強度をフルに発揮することを妨げる構造をしています。ベアフットシューズに移行するということは、足に備わった33箇所もの関節と筋肉や腱、骨を再び活用させるチャンスが巡ってきたということなのです！再び足が目覚め体とつながるまで、じっくり時間をかけてください。

2. 裸足で過ごす。文字通り裸足で。

足指をぴくぴく動かしたり、足裏に土を感じたりすることは、私たち自身の体と周囲の世界を再び結びつけてくれます。火花が散るように足裏の皮膚感覚が目覚め、そこに手と同じ数だけの神経終末がぎっしり詰まっている理由が分かるでしょう。足は感覚器なのです。私たちの足は驚くべき機能の集合体であり、進化における最高のギフトなのです。

3. 椅子から降りて、体を動かそう!

体を動かすとは言っても何もジムに通えと言いたいわけではありません。ただ日常生活でもっと体を動かし、その都度より良い動作を意識しましょう、と言いたいのです。ーベアフットへ移行することが、唯一この冒険を可能にしてくれます。ぜひトーガを練習して足の柔軟性を取り戻し、ハッピーベアフットを目指しましょう。

深くしゃがむディープスクワットは、全体的なフィットネスレベルや柔軟性を測るのに良い指標になります。椅子に座る時間を減らすことから始めましょう（ソファーに沈み込む時間もです！）。キツくて幅の狭い硬い靴に包まれるために足が進化していないのと同様に、私たちのお尻だって一日中椅子に包まれるために進化していません。