【活動レポート】5/30-31大地の再生講座@Nomadics農園
先日、埼玉県川越市にあるNomadics.incの拠点であるThe Warehouseでにて、杜ノ匠ノ @morinotakumino の増茂匠さんによる大地の再生講座ワークショップを開催しました。
Vivobarefoot JAPANチームは、昨年秋から何度か京都で行われた杜ノ匠ノさんの大地の再生講座に参加してきましたが、訪れる度に山や草木が驚くべきスピードで息吹を取り戻してゆく変化を体感し感動させられました。その経験がきっかけとなり、今まで当たり前のように見えていた、周囲の木々や草、山、景観も、まったく違う印象として見えたり感じられるようになりました。
そんな経緯を経て、今回は念願叶い、VB JAPANを運営する 私たちノマディクス @nomadics.inc の本拠地であり、4年前から取り組んできた自然農園にて大地の再生講座 WS を開催していただくことになりました。
参加メンバーは、VB JAPAN チームの他、同社が運営する Moonlightgearチーム @moonlightgear_official 、また自社ロジスティックチーム というノマディクスの関係者がほぼ全員集まり、普段は全国各地にわかれて働く仲間達が一同に会して、2日間の作業を共同で行いました。
1日目の前半は座学で、私たち人間が置かれている環境への理解を多角的な観点から深めると共に、これから始まる「大地の再生」の意義を学ぶ時間でした。
座学の後は早速みんなで手を動かしながら、農園内に空気の循環を生むための「風の草刈り」を実践。
空気の循環を作ることで、その場の水はけも改善され、詰まりがなくなり生物が生き生きとしてくるそうです。
草刈りの後は、建物や畑の脇の通路を中心に「水脈づくり」をしました。枝や葉っぱ、炭など、敷地内にある資源を活用しながら作業を進めていきます。
足りなくなった資源は、近隣から調達できないかスケートボードをしながら偵察をしたり、ご近所さんにお声がけしてみたり。これをきっかけに近隣住民との新たな交流も生まれました。
2日目も引き続き、農園内の水脈づくり。
根っこ付近の地中の空気循環が良くなったことで、果樹の葉っぱがピンっと上向きになったのを見て、大地の再生の効果を早速実感し、ワクワクしながら作業に取り組む仲間たち。
匠さんのお話にあった、「私たち人間も自然の一部であり、本来他の動植物と同じくその循環の輪の中でお互いに依存しあいながら生きてきた」という考え方を実感する時間となりました。
動植物達にとっても、私たち人間の存在はなくてはならない存在。そして、この考え方に基づいて実際に草刈りや木の剪定、大地の水脈づくりなどの作業をしていると、今まさに自分自身がやっているこの行為が自然循環の一部になれていることを、五感を通じて感じることが出来ます。
そして“感じて理解できる”と、そこから繋がるあらゆる世界観が拓いていく感覚を覚えます。
この、頭で考えて理解するのではなく、”感じて理解する” という経験が、まさに私たちVivobarefoot JAPANがBack to Barefoot journey (裸足に戻る旅)というブランド活動を通して伝えたいこととまったく同じ!!
何故こんなにも私たちVB Japan チームが「大地の再生」に求心されるのか、今回のワークショップでようやく気付くことが出来たような気がします。
今回の大地の再生講座で感じて気づいた多くのことを、今後のVivobarefoot のワークショップやその他の活動にも活かしていきたいと思います!
また、引き続きVivobarefoot JAPAN は大地の再生の活動もサポートしていきたいと思います!
改めまして、今回はるばる京都よりお越し頂いた杜ノ匠ノの匠さん 、シンさん、本当にありがとうございました!
そしてもし「大地の再生」に興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、全国でWSが開催されていますのでぜひ一度経験してみてください。必ず素晴らしい経験と気付きに溢れ、そして沢山感動できることを我々VB JAPAN チームが保証します😉
Written by Hideyuki KOMINE